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コンサルタントの条件

新し物好きか

経営を取り巻く環境は、常に変化している。特に、外部環境の変化は激しさを増し、善し悪しは別としても事実として受け入れる必要がある。もっと言えば、こういった経営環境の変化を逆手にとって、成功に導いていくのが経営コンサルタントの手腕ともいえるだろう。

その意味で、経営コンサルタントには「新しいモノやコトが好き」と言うことが求められる。消費者の価値観やライフスタイルの多様化を受け、どこの企業もそれを追いかけようと必死だ。

そうすると、商品やサービスなどは常に新しいモノやコトが出回ることになる。それらの情報をいち早くキャッチし、自分の情報として取り込んでおく必要がある。新聞を読んだり、インターネットを使うなど情報源は様々ある。実際に店頭に行って、商品やサービスだけではなく、買い手や売り手の行動などを見ることも重要だろう。

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コンサルタントの知識

嫌になるほど本を読む

経営コンサルタントは、その職業の性質上、本をたくさん読む。どのくらい読むのかと言われれば、経営コンサルタントによっても異なるものの、恐らく1日1冊ペース程度にはなるだろう。

コンサルは様々な知識を要求される。何からの専門性に特化しているとは言っても、それだけを知っていればコンサルができるほど甘い世界ではない。経営コンサルタントとしての唯一の国家資格である中小企業診断士の勉強範囲も、広くなっている。これは、最低限の幅広い知識が、経営コンサルタントには必要であることを示唆するものだ。

そのため、大量の本を読まなければならない。現場での経験が知識となるとは言っても、その前提となる基礎的な知識は本から入手するのが最適である。しかし、「本をたくさん読んで基礎的な情報収集をしています!」と堂々と言えるのは若手のコンサルであって、中堅クラスになれば隠れて本をシコシコ読んでいるものだ。