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コンサルタントの知識

知識を蓄える

大御所の経営コンサルタントと若手の経営コンサルタントの違いとは何か。若手はITなど斬新な切り口で成功事例を持った経営コンサルタントが多いよう傾向にある。

最新のトレンドを押さえ、新たな情報の切り口を持っている。そういった意味で、IT業界や若い経営者からの支持は高い。そして、最近活躍している経営コンサルタントは、自分の経験(ビジネスでの成功体験)を基にコンサルティングを活動を行っているようだ。だから、専門的な説得力がある。

一方、大御所の経営コンサルタントは、その膨大な知識という意味で群を抜いている。経営コンサルタントにとって、知識は極めて重要だ。

結論からいえば、どこの企業も同じようなことで迷い・失敗し・課題を抱えている。こういったことをベテランの経営コンサルタントは瞬時に把握することができる。大御所の経営コンサルタントであれば、経営者と数分話をしただけで、その企業も問題点や課題、どうすれば良いのかを見破ってしまう。

あかたもそれは魔法使いのようである。

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コンサルタントの現実

経営コンサルタントは昔の友人と話が合わない

経営コンサルタントは、やはり特殊な職業なのだろうか。もちろん、経営コンサルタント同士での会話は弾むし頻繁に情報交換を行っているところだ。しかし、なぜか昔の友人とは話が合わない。

恐らく、同じことを感じている経営コンサルタントは多いことだろう。経営コンサルタントの多くは、独立志向が強く、一匹狼的な人が多い。もちろん、勤務経営コンサルタントであれば、会社員という前提にはなるが、それにしてもどこか普通のサラリーマンとは異なるものがある。経営コンサルタントとしての知識を持てば、例えサラリーマンであっても、一般的な会社のサラリーマンとは少し考え方が違うということはあるだろう。

つまり、経営コンサルタントは一般的なサラリーマンよりも、掲げる目標やそれに向かう行動力が少し強いのかも知れない。そういったことの積み重ねが、物の見方を変え、視点を高めているのかも知れない。

安定を好むことが良いとか、独立志向が良いということではない。社会に出るまで、つまり学生時代においてはそれほど価値観や物の見方・考え方に個人差が生じることは少ない。

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コンサルタントの条件

新し物好きか

経営を取り巻く環境は、常に変化している。特に、外部環境の変化は激しさを増し、善し悪しは別としても事実として受け入れる必要がある。もっと言えば、こういった経営環境の変化を逆手にとって、成功に導いていくのが経営コンサルタントの手腕ともいえるだろう。

その意味で、経営コンサルタントには「新しいモノやコトが好き」と言うことが求められる。消費者の価値観やライフスタイルの多様化を受け、どこの企業もそれを追いかけようと必死だ。

そうすると、商品やサービスなどは常に新しいモノやコトが出回ることになる。それらの情報をいち早くキャッチし、自分の情報として取り込んでおく必要がある。新聞を読んだり、インターネットを使うなど情報源は様々ある。実際に店頭に行って、商品やサービスだけではなく、買い手や売り手の行動などを見ることも重要だろう。

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コンサルタントの世界

プロの経営コンサルタントになる方法

プロの経営コンサルタントには特段の定義はない。ただ、経営コンサルタントとしてお金をもらう以上はプロである必要がある。

つまり、お金という対価をもらうということは、「プロである」と言うことだ。その意味で、プロの経営コンサルタント、すなわちプロコンとは、新米・若手・経験の有無、など問わずにお金をもらっている人はプロコンなのである。

経営コンサルタント同士の視点見れば、あの経営コンサルタントはプロコン、あの人はセミコン、など様々なランクのようなものが存在するかも知れない。しかし、経営コンサルタントが相手にするのはクライアントである。クライアントからすれば、新米だろうが若手だろうが経験者だろうが関係ない。

お金を払う経営コンサルトは全てがプロのコンサルタントだと思っている。

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コンサルタントの知識

知恵と知識の経営コンサルタント

経営コンサルタントは「忙しい経営者の代わりに勉強する」ということがあります。会社の規模を問わず、経営者、すなわち社長は毎日忙しい日々を過ごしています。勉強はしたくても、そんな時間はないというのが本音の人もたくさんいるはずです。

そういった経営者に代わって知識を得るために勉強するのが経営コンサルタントでもあります。経営コンサルタントは、いわば知識を吸収し、それを情報として提供する。そこに価値があると言えるのです。

しかし、経営コンサルタントでも、知識を吸収するのは「本」や「インターネット」が主であり、いわばどこにでも転がっている情報です。それらを体系的に知識として補充する。でも、誰でも知っている知識や、誰でも調べることができる知識をひけらかしても経営コンサルタントの真髄とは言えません。

経営コンサルタントに求められているのは、知識の結合や分割であり、その企業に対して適切なタイミングで、適切な情報を応用的に提供することができるスキルです。