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コンサルタントの営業

ブログを育てて出版しよう

経営コンサルタントとして、情報発信をするツールが飛躍的に増えている。

昔は、出版ぐらいしか自分を売ることはできなかった。医師のように広告に規制があるような業界では、自分の宣伝代わりに自費出版をすることは珍しいことではなかった。

経営コンサルタントは広告規制があるわけではないが、「コンサルティング企業募集」という広告を出すわけにもいかない。コンサルタント業は口コミが比較的重要で、しかも、経営コンサルタントというのは「常に忙しい」ことが重要なのだ。

暇な経営コンサルタントに依頼をするようなクライアントは少ない。忙しい経営コンサルタント=実力のある経営コンサルタントというイメージがあるので、できるだけ忙しい経営コンサルタントに高いお金を払ってでもお願いしたい、それがクライアントの意向である。

経営コンサルタントにとって出版は最も効果的な宣伝手法である

忙しい=人気がある=実力がある=優秀である、という公式が盲目的に信じられているのだ。

しかし、経営コンサルタントの宣伝手法は限定的で、例えばセミナーを開催することなどが一般的だった。それと、出版である。

出版のインパクトは非常に大きい。

人間というのは、「本を出している人」をかなり高い信頼性を持って受け入れる傾向にある。

その理由は、出版するということは普通の人からすれば自分には到底できないことであると考えているからである。故に、本を出版している=すごい人、ということになる。

しかし、経営コンサルタントにとっても自分の知名度を上げるための「出版」が実は身近になりつつあるのだ。

もちろん、これは経営コンサルタントに限ったことではない。もはや一般の普通の人でも本を出すことは手が届くようになってきた。

それは、ブログの存在である。

ブログは、いわゆるWEB上で記事を公開していく仕組みであるが、これを多くの出版関係者が読むようになってきたのだ。

出版というのは特殊なスキルではなく、自分が持っている知識や経験を文章に表現することができれば誰でも可能である。しかし、今まではそうったことは普通の人では難しいと思われていたし、出版社も本になるような知識を普通の人が持っているとは思っていなかった。

でも、ブログが普及するにつれ、文章を書くのが上手く、そして内容的にも面白いブログというのがどんどん増えている。そのほとんどが普通の人が書いている趣味のブログや単なる日記だったりする。しかし、そこからどんどん出版の話が決まっているのだ。

昔あった「電車男」といったものも同様である。

だとすると、経営コンサルタントにとっては出版がグッと身近になってきたということである。ブログに自分の専門分野の記事を公開して書き溜めていけば、それを出版社が目にする機会は増えていく。

最近の出版社のビジネスモデルは、本を出し続けなければならない理由がある。その理由は割愛するが、実際にそうなのだ。

よって、売れるか売れないかも重要であるが、まずはどんどん本を出すしかない、これが出版社の実態である。

そこにチャンスがある。

是非、ブログで自分の専門性を訴えてみて欲しい。

出版が決まる可能性は高いのだから。

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