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コンサルタントの世界

デジタル化時代の情報発信方法

ITの進展に伴い、インターネットを使えば安価(タダ同然)で、かつ、リアルタイムに情報発信が可能になった。ほとんどの企業がホームページを開設し、ブログやツイッターなど様々な取り組みを行っている。

もっとも、なかなか継続するのは難しいようで、ホームページも作ったきりで定期的な更新がなされないものや、ブログも最初はコツコツ文章を考えていたものが、いつからかぷっつりと更新がないという状況も多い。

これでは、むしろマイナスになっているのが現状で、やるからにはコツコツと継続することが重要だとアドバイスしている経営コンサルタントも多いだろう。

一方、経営コンサルタントをはじめとした士業(サムライ系の資格独立者)、フリーランスなどで活躍している自営業者にも、この情報発信の波は押し寄せている。

今まではシークレットになっていた情報がどんどん明るみになっている。これはこれで、良い事と言えるだろう。

経営コンサルタントの中にも、実名を出して自分の主張を行ったり、知識を発信している人も多いようだ。自分自身の情報発信活動としてこれは問題ないし、できるならば一人でも多くの人に自分のことをアピールして、仕事の受注に繋げたいところだ。中には、マメなブログの更新により、出版に至ったと言う経営コンサルタントも珍しくない。

出版社から声が掛かるというケースも多く、継続的な情報発信を行うことは、必ず誰かが見ているということを表している。

一方、情報発信を続けるということは、諸刃の剣と言う側面もある。例えば、ツイッターなどは前後の発言を抜かすと、時に否定的な内容であったり、情報として問題を含むこともある。

そういった部分的に切り取られた情報が独り歩きをすることで、自分の立場を危うくしてまう経営コンサルタントも存在いているのだ。情報発信をするのは構わないが、そういったマイナス的な面も持ち合わせていることを認識しておく必要があるし、自分の言葉や発した情報には責任を持つことも必要になる。

経営コンサルタントの世界というのは、足の引っ張り合いでもある。誰かが、あなたを陥れようとしていることもあるのだから、それは十分に自己責任の中で情報発信をする必要があるだろう。

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