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コンサルタントの世界

経営コンサルタントになるには

経営コンサルタントになりたい!という人も多いようだ。

実際のところ、経営コンサルタントには誰でもなれるし、今すぐに経営コンサルタントになることが可能だ。経営コンサルタントと言う肩書きを入れた自分の名刺を作ればよい。

あなたが実務的に実績があって、そしてビジネスでの経験が多ければ、あるいは特徴的な経験があればすぐにでも経営コンサルタントを名乗っても問題ない。経営コンサルタントと言う名称そのものは誰でも使うことができる。(中小企業診断士と名乗るためにには、中小企業診断士の資格を取得していなければならない。中小企業診断士は国家資格であり、名称独占である。)

また、「経営」コンサルタントと言うように、「経営」を必ずつける必要もない。単にコンサルタントでも良いし、コンサルタントの前に自分の専門分野や得意分野の名称を入れればよい。

例えば、「住宅コンサルタント」や「建築コンサルタント」と言うネーミングであれば、住宅・建築家の専門家であることが分かる。法人を顧客にするのであれば、「建築」の方が向いているし、一般の消費者を相手にコンサルティングをするのであれば「住宅」の方が良いだろう。

経営コンサルタントと言うのは、企業を相手にした経営上のコンサルティングを行うコンサルタントの総称であって、もっと細分化が可能だということだ。また、個人消費者相手のコンサルタントもたくさんあるわけで、その場合は「経営」ではなく、消費者目線で分かりやすい名称をつけることになる。

いずれにしても、誰でもいつからでもコンサルタントになることができるのは事実である。一部、経営コンサルタントになるためには中小企業診断士と言った資格が必要だと思っている人がいるようであれが、それは誤解である。

一方で、誰でも経営コンサルタントになれる分、信頼を確保したり、仕事を獲得するのはやはり難しい。故に、中小企業診断士などの資格を取得して、信用力をつけるということが一般的に行われている。

要するに、経営コンサルタントには誰でもいつでもなることができる。しかし、なれることが飯を食えることではないし、成功することではない。むしろ、誰でもなることができるからこそ、競争は激しいものになるということなのだ。

その競争に勝つための、経営コンサルタントとしての競争戦略が必要なのだ。

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