コンサルタントのとって、年齢というのは結構重要なものである。
その理由は、コンサルタントの年齢によって顧客となり得る「クライアントの年齢」が決まるからである。
結論を言えば、コンサルタントの年齢プラスマイナス10歳がクライアントの年齢である。
この関係式は何を意味しているのかといえば、コンサルタント自身の年齢によって、クライアントになりうる顧客の年齢が決まるということである。
若いコンサルタントであれば、中小企業などの古参の経営者から「舐められて困っている」という話を良く聞く。しかし、それは当然なのである。
そもそも、クライアントとすべき顧客ターゲットを見誤っている。経営コンサルタントの守備範囲は、自分の年齢をしっかりと考慮しなければならない。
一方、ベテランの経営コンサルタントは最近の若い経営者は・・・と言っているのを耳にするが、これとて同じことだ。自分のターゲットとすべきクライアントからズレが生じている証拠である。
経営コンサルタントは、自分の専門分野を絞るのが重要であるといわれる。
例えば、IT系に特化したとする。この場合、ITに興味のある全クライアントがターゲットになるかというと、必ずしもそういうことではない。