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コンサルタントの世界

経営コンサルタントとパソコン

経営コンサルタントは様々な業務を行うが、その業務はほとんどがパソコンを使って行われる。つまり、パソコンを使うことができなければ、経営コンサルタントとしてはもはややっていけないと言えるだろう。

経営コンサルタントの業務のほとんどはパソコンを活用することになる。パソコンを使うことができなければ経営コンサルタントとしての活躍は厳しいのが現状だ。

例えば、出張などが多い経営コンサルタントにとって、電子メールと言う連絡手段はなくてはならないものだ。

これは、社内同士の連絡はもちろん、クライアントとの連絡手段としてもメールが不可欠になってくるということだ。メールの良さは、24時間送受信が可能なことに加え、記録がしっかりと残ることにある。

時に、言った言わないなどのトラブルに見舞われることは誰でもあるが、経営コンサルタントの場合には職業柄、それが致命的になる可能性もある。証拠を残すという意味で、メールが果たす役割は大きい。もちろん、自分が発信するメールも全て記録されるわけであるから、発信する内容には細心の注意が必要で、誤解を招く表現や内容は極力避けなければならない。

メール以外にも、文書作成などは全てパソコンで行う時代になった。

少なくてもワードやパワーポイントは最低限使うことができる必要がある。公的機関などの報告書はワードがほとんどであり、公的機関などから仕事の依頼をされることが多い中小企業診断士は特にワードの使い方に習熟する必要がある。

計算などを行うことも多いため、エクセルも最低限の機能は知っておいた方がよいだろう。パワーポイントは、クライアントへのプレゼンテーションや、研修や講演などでのスライド(資料)として使うことが多い。

いずれにしても、パソコンを使うことができなければ、業務は非効率であり、最悪は仕事自体を引き受けることができないというのが現状である。最低でも、一般的なビジネスで使用されるアプリケーションは使えるようにしておきたい。

ビジネスにスピードが求められる時代。特に、経営コンサルタントは情報を扱う職業として、素早い対応が求められるのだ。

また、一方で情報管理にも細心の注意が必要だ。経営コンサルタントのパソコンには、秘匿的な数多くの情報がストックされている。例えば、パソコンをどこかに置き忘れたということがあっては、信用問題に関わるほどの大問題である。

少なくても、パスワードを設定したり、定期的にバックアップを取る、不要な情報は削除する、など、情報流出には注意する必要があるだろう。

最近はモバイルなどの環境も整備されつつあり、出張が多い経営コンサルタントもほぼ24時間メールと向き合うことができるようになった。情報に早く対応することができると言う意味では非常にありがたいが、一方で、大量のメールに休日もない!という状況に陥っている経営コンサルタントも多いようだ。

休日がないほど仕事がある、と言うことは感謝すべきかも知れない。休日が仕事で潰れても、それは将来の自分に対する投資なのである。

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