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コンサルタントの報酬

報酬額・年収を引き上げる方法

経営コンサルタントをなりたい職業に挙げる人は多いようである。しかし、成功している経営コンサルタントはそれほど多くはない。もちろん、何を持って「成功」と定義付けるのかは人によって異なるところだ。

ここでは、成功を「報酬・収入」と定義付ける。なぜならば、儲かっている経営コンサルタントは、それなりの価値を提供しているからである。依頼主であるクライアントは価値に対して報酬を支払う。であれば、儲かっていることはより多くの価値を提供していると言うことに他ならない。つまり、価値を提供し続けることができる経営コンサルタントが社会的ニーズが高いといえ、それはその経営コンサルタントの報酬・収入額によって計ることができるのだ。

経営コンサルタントの成功の定義は「儲けること」である。儲けるためには価値の提供が必要で、価値の提供ができる経営コンサルタントは必然的に儲けることが可能だ。

それが現実である。

お金至上主義の是非は別としても、少なくても自分が依頼主たるクライアントの立場に立てば、「儲かっている経営コンサルタント」に依頼したいと思うだろう。

そもそも、自分が儲かっていない経営コンサルタントは、経営に関して「失敗」しているともいえる。自分自身の経営が成功していない状況にあって、人の会社の経営を成功に導くことができるのかどうかは極めて疑問である。

こういった図式の中で、儲かって仕方のない経営コンサルタントと、全く儲からない経営コンサルタントの二極化が進んでいるのだ。儲かる人にはどんどん仕事が舞い込み、儲からない人には全く仕事はやってこない。

断れば断るほど、仕事は増えるという皮肉な現実が経営コンサルタントの世界には存在するのである。

経営コンサルタントとして独立すれば、自由に仕事を選ぶことも、自由な時間に勤務することも可能だ。しかし、保障はない。仕事をした分の報酬はもらえるが、しなければ何ももらえない。当たり前のことでありつつも、これが勤務経営コンサルタントとの大きな違いである。

保障がないという前提に立てば、年収1000万でもサラリーマンと比較すれば安いものだ。もっと年収・収入を引き上げなければ何かあった時の備えとして不十分である。特に、福利厚生・社会上の保険も手薄い自営業者にはできるだけ年収は多く確保したい。

そういったことを考えている経営コンサルタントは世の中に非常に多い。実は、ここが儲けの源泉になっている。具体的に言えば、経営コンサルタントとして成功している人の成功パターンの1つは、経営コンサルタントが儲かるように指導すると言うことである。

つまり、経営コンサルタントを指導する立場になれば、儲かると言うことだ。経営コンサルタントして「食えない」人は多いし、「仕事が欲しい」人も多い。

そういった経営コンサルタントに向けて、自分の経営コンサルタントとしての成功体験を販売する。指導する。

一種の教育ビジネスであり、コンテンツビジネスになるわけであるが、実はこれが非常に儲かる。有名な経営コンサルタントを良く見て欲しい。必ず、後進への教育事業を自ら手がけているはずである。

実はそれが大きな自身の収入源になっていることが多い。多い経営コンサルタントは、それだけで年間億単位の収益を稼ぐ。もちろん、自分の成功体験と言う経験を販売・提供しているのだから原価はゼロである。

儲かっている経営コンサルタントは、儲け方も上手いのである。

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