経営コンサルタントとして成功したいなら、ズバリ「遊び好き」であることが重要だろう。
世の中を見渡してみれば、遊び好きな人ほど上手くいっている傾向にある。興味を持って遊べば、様々な情報を収集することができるし、視野・視点を高めることもできる。
自分が遊ぶことで、顧客の視点になることができる。経営コンサルタントは経営を支援する立場にありつつも、支援するときの視点は「顧客」に目が向いていなければならない。
顧客の存在を自らが感じ、その感覚を上手く経営支援に活かしていくことが重要だ。支援をする企業の経営者は、顧客視点が抜けてしまうことが多い。自社のことを真剣に考えるあまり仕方のないことだが、それを経営コンサルタントは顧客の視点を提供しながら、その企業の視点と顧客の視点を融合する必要がある。
遊ぶというのは、単に自分の感覚で物を考え、価値観を見出す訳であるが、これはこれで重要なのだ。経営コンサルタントもある意味、一顧客であって、自分も買物やサービスを受けているわけであるから。
一方、遊び好きというのはまた別の側面がある。
それは、ある意味で、「仕事の中でも遊ぶ」ということだ。もちろん、遊びと仕事は全く別物であり、混同してはいけないわけであるが、経営コンサルタントは職業柄、様々なことを知り、様々な視野を養い、様々な場所に行くことができる。
これらをある程度は「遊び心」で捉えることができないと、有用な情報を吸収することができない。
また、経営コンサルタントになれば遊んでいる時間はほとんどない。だからこそ、仕事=遊び的な感覚でいないと、ストレスを抱え限界が出てきてしまう。
仕事と遊びは別でありつつも、仕事はある意味遊びでもある、と言うような矛盾を上手く自分の中で咀嚼できれば、それは経営コンサルタントして成功の可能性が高まるだろう。
経営コンサルタントは本当に忙しい。仕事の中で、普段の業務の中で、遊びを見出した者の勝ちである。