経営コンサルタントになるためには特に資格が必須というわけではないものの、有名なものに「中小企業診断士」という資格がある。
この資格は、経済産業省の管轄下にあるという意味で、いわゆる国家資格としての位置づけを持っている。故に、経営コンサルタントになるための登竜門である、といわれることも少なくない。
実際には、中小企業診断士=経営コンサルタントとは必ずしもいえないし、中小企業診断士ではなくても有名な経営コンサルタントはたくさん活躍している。そもそも、中小企業診断士資格で勉強する内容は、日本のMBAとも言われていることから、いわゆる経営に関する大学院に進んだという前提の内容になっている。
経営コンサルタントになるために中小企業診断士を勉強する人は実際には非常に多い。それは、MBAを想定しているという内容のため、経営コンサルタントとしての基本的かつ素養を学ぶことができるという意味があるといえる。
ところで、プロとして活躍している経営コンサルタントが中小企業診断士の資格試験に挑戦した時に、難易度はいったいどの程度のものなのか?