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コンサルタントの知識

嫌になるほど本を読む

経営コンサルタントは、その職業の性質上、本をたくさん読む。どのくらい読むのかと言われれば、経営コンサルタントによっても異なるものの、恐らく1日1冊ペース程度にはなるだろう。

コンサルは様々な知識を要求される。何からの専門性に特化しているとは言っても、それだけを知っていればコンサルができるほど甘い世界ではない。経営コンサルタントとしての唯一の国家資格である中小企業診断士の勉強範囲も、広くなっている。これは、最低限の幅広い知識が、経営コンサルタントには必要であることを示唆するものだ。

そのため、大量の本を読まなければならない。現場での経験が知識となるとは言っても、その前提となる基礎的な知識は本から入手するのが最適である。しかし、「本をたくさん読んで基礎的な情報収集をしています!」と堂々と言えるのは若手のコンサルであって、中堅クラスになれば隠れて本をシコシコ読んでいるものだ。

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コンサルタントの世界

知的労働と肉体労働

経営コンサルタントには、華やかなイメージがあるようだ。颯爽と歩き、知的な、少し古く言えばインテリな感がある。

確かに、コンサルタント業は知識を駆使して、クライアント企業の業績向上に導くことがメインの仕事である。そのため、やはり様々な知識を持っていて、あるいは、最新の情報を知っていないことには話にならない。

その意味では、経営コンサルタントは知的な職業であり、インテリなイメージがある。それはそれで間違ってはいないが、もう一つ絶対的に必要なものがある。それは、強靭な肉体である。

経営コンサルタントは、まさに肉体労働。体が強くないと、とてもではないがやっていられない。

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コンサルタントの世界

人前で話す能力

経営コンサルタントは、人前で話をすることが多い職業である。コンサルタントは、講演などの講師として呼ばれることも多く、時には数百人の前で講演を任せられるということも少なくない。

経営コンサルタントは、人前で話すことが多い職業である。そのため、人に対して、自分の考えはもちろん、基本的な知識さえもしっかりと伝えることができるプレゼンテーション能力が求められる

経営コンサルティングの場においても、複数の社員の前でプレゼンテーションを行ったり、協力企業に対して、説明を行ったりすることがある。

経営コンサルタントの業務領域として、講師に専門化するという人も多いのだ。例えば、全国各地で行われる研修会や勉強会の講師活動をメインに行ったり、あるいは、資格学校や大学などの教育機関で講義を行う人も存在する。

社員研修の講師を担当する人も多い。社員研修は経営コンサルティングに付随して発生することも多いため、経営コンサルタントであれば、研修講師は少なくても出来る必要があるのだ。