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コンサルタントの世界

コンサルタントの差別化戦略

企業の経営戦略、すなわち方向性を考える上で、差別化が必要だと言われる。この考え方は一般化しており、簡単に言えば他と同じではダメだということである。消費者がなかなか物を買ってくれない時代においては、他の企業と差を付けることで、自社の商品やサービスをより目立たせ、購入してもらうことが必要である。

差別化の対象になるのは、商品はもちろん、売り方も含まれるし、人も含まれる。すなわち、他との違いを明確にすることが差別化の基本概念であるから、どのようなものでも差別化の対象にはなり得る。

多くの企業で、いかに差別化を図るのかと言うことに前向きに取り組み始めている。同じものが溢れている時代において、より自社のことをアピールしようと思ったら、差別化が必要なのだ。

それと同じように、経営コンサルタントにも差別化が必要になっている。

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コンサルタントの世界

経営コンサルタントで何をする?

経営コンサルタントになりたい!という人は結構多いようで、経営コンサルタントとして唯一の国家資格である中小企業診断士も人気の資格のようだ。

しかし、経営コンサルタントの仕事は?と聞かれると、「コンサルタントでしょ!」という回答をするコンサルタント志望者が多い。実際、経営コンサルタントの業務範囲はとてつもなく広いのである。

結論から言えば「何でも屋」なのだ。経営に関することなら、クライアント企業から依頼があればどんなことでもやる、それが経営コンサルタントと言う職業である。だからこそ、専門性を持たなければやってられない。

なぜならば、何でもできるというのは、何もできないということと同義として考えることができるからである。

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コンサルタントの世界

コンサルタントになるために資格は必要?

コンサルタントになりたい!と言う人は結構多いようだが、特に資格は必要ないのだ。自分で、「○○○コンサルタント」と名乗ってしまえば、そこからあなたはコンサルタントの道を歩むことができる。

経営コンサルタントとしては、中小企業診断士と言う資格がある。これは、経済産業省が認定する、我が国で唯一の経営コンサルタント資格であり、近年では非常に人気の資格試験。

誤解している人も多いようであるが、経営コンサルタントになるために、中小企業診断士の資格が必ず必要になるわけではない。同様に、ITコンサルトと言えば、ITコーディネーターや情報処理試験などが思い浮かぶが、これも必須の要件ではない。

言い換えれば、中小企業診断士やITコーディネーターなど、一般にコンサルタントのための資格試験を取得したからと言って、必ずしもコンサルタントして成功することができるということではない。コンサルタントの世界は、実力の世界なのだ。

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コンサルタントの知識

最新知識と古典知識の融合

コンサルタントをやっている以上、最新の知識を豊富に有していることが大切。経済の環境はめまぐるしく変わっており、特にIT分野では、1年前の知識が全く役に立たないということも現実にありえる世界。

従って、IT系のコンサルタントは、日々の情報収集は欠かせない。もちろん、このような最新知識の補充は、なにもIT系に限らず、全ての経営コンサルタントに求められることでもある。

一方、最新の知識の重要性は高いものの、だからと言って古い、昔ながらの知識が不要かと言うとそんなことはない。むしろ、古い知識、古典的な知識も最新の知識と同レベルの重要性を有している。

そもそも、経営に関する理論は、昔からの積み重ねで構成されている。もっと言えば、最近では新理論と呼ばれるものはほとんど出ておらず、従来からの経営理論が未だに重要視されているのだ。