経営コンサルタントの仕事は経営コンサルティングはもちろん、その他講演や研修、執筆、調査など様々な分野が存在する。全てを行っている経営コンサルタントもいるし、専門分野を絞り込み、何からの業務に特化している場合もある。
若手の経営コンサルタントであれば、最初は仕事を選ぶことなく、様々な業務にあたるのが賢明だ。そうすることで、自分自身に幅が出てくるし、様々な知識を得ることもできる。
一方で、自分が将来的にどのような経営コンサルタントになりたいのかということを早いうちから決めておくことも大切だ。
経営コンサルタントがクライアント企業にアドバイスする時に、口を酸っぱくして言うのが、「目標を決めましょう」という一言だ。大企業になれば、経営計画や事業計画という形でしっかりと毎年、あるいは四半期単位で計画を組んでいる。ただ、中小企業始め多くの企業が計画と言う概念をそれほど重視していない。
そのため、経営コンサルタントは目標設定、計画策定の重要性を説く。
一方、自分自身の目標設定・計画策定ができている経営コンサルタントは果たしてどのくらいいるだろうか。