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経営コンサルタントの必要資金

経営コンサルタントは、基本的に労働集約型の業務であるから、資金はそれほど掛からない。しかし、経営コンサルタントとして創業、開業、独立するためには最低限の資金が必要になる。

その資金の最も大きいものが、「交通費」である。最初のうちはなかなか仕事を選ぶことが難しいため、どこへでも飛んでいくことになる。もちろん、これらは最終的にはクライアントが負担するのであるが、一時的には経営コンサルタントが立て替えることになる。

この額が正直言って馬鹿にならない。

例えば、沖縄のクライアントからコンサルティングの依頼が入ったとしよう。自分が東京にいるのであれば、東京と沖縄間の交通費の負担が生じることになる。通常は2週に1回程度の訪問が一般的であるので、1月の交通費は東京と沖縄の2往復分に加え、宿泊費も必要だ。

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プロの経営コンサルタントになる方法

プロの経営コンサルタントには特段の定義はない。ただ、経営コンサルタントとしてお金をもらう以上はプロである必要がある。

つまり、お金という対価をもらうということは、「プロである」と言うことだ。その意味で、プロの経営コンサルタント、すなわちプロコンとは、新米・若手・経験の有無、など問わずにお金をもらっている人はプロコンなのである。

経営コンサルタント同士の視点見れば、あの経営コンサルタントはプロコン、あの人はセミコン、など様々なランクのようなものが存在するかも知れない。しかし、経営コンサルタントが相手にするのはクライアントである。クライアントからすれば、新米だろうが若手だろうが経験者だろうが関係ない。

お金を払う経営コンサルトは全てがプロのコンサルタントだと思っている。

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経営コンサルタントになるには

経営コンサルタントになりたい!という人も多いようだ。

実際のところ、経営コンサルタントには誰でもなれるし、今すぐに経営コンサルタントになることが可能だ。経営コンサルタントと言う肩書きを入れた自分の名刺を作ればよい。

あなたが実務的に実績があって、そしてビジネスでの経験が多ければ、あるいは特徴的な経験があればすぐにでも経営コンサルタントを名乗っても問題ない。経営コンサルタントと言う名称そのものは誰でも使うことができる。(中小企業診断士と名乗るためにには、中小企業診断士の資格を取得していなければならない。中小企業診断士は国家資格であり、名称独占である。)

また、「経営」コンサルタントと言うように、「経営」を必ずつける必要もない。単にコンサルタントでも良いし、コンサルタントの前に自分の専門分野や得意分野の名称を入れればよい。

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経営コンサルタントとパソコン

経営コンサルタントは様々な業務を行うが、その業務はほとんどがパソコンを使って行われる。つまり、パソコンを使うことができなければ、経営コンサルタントとしてはもはややっていけないと言えるだろう。

経営コンサルタントの業務のほとんどはパソコンを活用することになる。パソコンを使うことができなければ経営コンサルタントとしての活躍は厳しいのが現状だ。

例えば、出張などが多い経営コンサルタントにとって、電子メールと言う連絡手段はなくてはならないものだ。

これは、社内同士の連絡はもちろん、クライアントとの連絡手段としてもメールが不可欠になってくるということだ。メールの良さは、24時間送受信が可能なことに加え、記録がしっかりと残ることにある。

時に、言った言わないなどのトラブルに見舞われることは誰でもあるが、経営コンサルタントの場合には職業柄、それが致命的になる可能性もある。証拠を残すという意味で、メールが果たす役割は大きい。もちろん、自分が発信するメールも全て記録されるわけであるから、発信する内容には細心の注意が必要で、誤解を招く表現や内容は極力避けなければならない。

メール以外にも、文書作成などは全てパソコンで行う時代になった。

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経営コンサルタントの休日

休日はあるようでない、と言うのが経営コンサルタントと言う職業である。

まず、仕事が忙しく、休日がない。勤務経営コンサルタントの場合、会社で規定される休日は存在するが、基本的には自宅で仕事をしていることが多い。パソコンの前に一日中張り付いていることも珍しくないだろう。

週末はクライアント企業のイベントなどの都合で、出社になることも珍しくない。土・日は一般的に休みとなるが、それもあくまで建前的であり、現実には何らかの仕事をしていることが大半だ。

むしろ、土・日は自宅で集中して仕事をこなすことができる、唯一の日と言うこともできる。平日はクライアント先を回っていることが多く、定位置で固定されないことが多い。また、遠方への出張も多いし、たまに会社(事務所)にいても、電話が入れば集中的に自分の仕事をこなすことは困難だ。