カテゴリー
コンサルタントの日常

出て行くお金が多い日々

経営コンサルタントは結構いい収入をもらっているのだろう!と思う人も多いようだ。実際、これは本当にピンきりの世界で、人気のあるコンサルであれば年収ベースで数千万。一般的に1千万円ほどの収入で、コンサルタントとしては成功の部類に入る。

一方、下を見ればきりがない。中には、コンサル業務では生活が成り立たず、コンサルトは全く関係のないアルバイトを深夜に行っている人もいる。特に、コンサルとしての経験がない新人コンサルタントの時期は、そう簡単に仕事をもらえるわけではないので生活は苦しい。独立してからしばらくはそれほどの収入はないのだ。

独立せずに、コンサルファームや一般の企業で勤務コンサルとして働く場合は、最低でも年齢に応じた給料は支給される。コンサルファームの場合は、年功序列のところもあるし、実力に応じてどんどん収入が増えるというところもある。しかし、コンサルの実力を適切に測る、すなわち能力主義の完全導入はそれほど簡単ではなく、多くの場合は顧問先をいくら増やしたか、つまり、営業成績によって給料のベースは決まるようだ。一般の企業の場合には、普通のサラリーマンと同じで、ほぼ年功の給料体系。ただし、中小企業診断士などの資格を持っていると、資格手当てが付くケースもある。