カテゴリー
コンサルタントの顧客

コンサルにとって危険なクライアントとは

経営コンサルタントにとって、危険なクライアントという存在がある。そういったことを見極めないで、契約契約と走ってしまっては最悪の場合、経営コンサルタント生命の危機を迎えることになってしまう。

そのため、状況によって経営コンサルタントは「顧客を自ら選ぶ」ということをしなければならない。目先のお金で先を考えずに突き進んでしまうと後で取り返しのつかないことになることも多いのだ。
他の経営コンサルタントの悪口などを言うクライアントはまず間違いなくあなたのことも誰かに悪く言う可能性がある

ズバリ、どういったクライアントに注意しなければいけないかというと、「他の経営コンサルタントの悪口をいうクライアント」である。

こういったクライアントは、ほぼ100%あなたのことも誰かに悪く言うことになる可能性が極めて高い。そういった習性を持っていると理解しておけば良いだろう。

誰誰の言ったことをやったら失敗した、だからあなたにお願いしたい。とあなたが言われた場合、「待ってました。私に任せなさい」となりがちであるが、注意したほうが良い。

なぜならば、こういったクライアントは依存心が高い傾向にあるからである。

カテゴリー
コンサルタントの報酬

報酬額・提示額にビビらない

経営コンサルタントの報酬に一定の相場はあるが、あくまで相場に過ぎない。つまり、上限はキリがないし、下限も同様である。

例えば、講演であれば、時間単価は5万円~10万円が相場である。つまり、2時間の講演で10万円~20万円が一般的であるが、経営コンサルタントを始めたての頃には、この感覚が分からないという人が多い。

たった2時間話すだけで、20万円ももらうなど、とても提示することができないというのである。しかし、それが相場である以上、依頼者は「2時間で20万円」と言われても、先方は慣れているものだ。すんなりとそのまま通ってしまうことが多い。

経営コンサルタントの世界はそんなものだ。

しかし、そうは言っても講演にも慣れていない自分がとてもそんな金額の提示はできないという経営コンサルタントも多い。その場合は、びびることなく次のような対応をすれば良い。

カテゴリー
コンサルタントの業務

研修講師・セミナー講師として成功する

人に投資をする、すなわち「人材育成」のマーケットが拡大している。従来であれば、人を大量に採用して、能力ある人のみを残したり、あるいは、能力のある人材を引き抜くなどして自社の戦力としてきた。

しかし、採用コストも増え、人材の流動性も高いようで現実は優秀な人材はそれほど動かないという事実が明るみになるにつれて、人材に投資をするという考え方が増えてきている。そういったニーズが、経営コンサルタントにも仕事の幅を広げており、研修講師として活躍している経営コンサルタントも多い。

研修講師だけで、年間に数千万を稼いでいる独立経営コンサルタントもいる。どのくらい大きなマーケットが存在しているのか、お分かり頂けるだろう。

研修講師としてのメリットは、リピート性が高いことである。企業からすれば、優秀な講師であれば、変更をする必要もない。また、研修を行うためには、当該企業の情報をある程度把握しておく必要もあり、内部機密的な情報も一部含まれる。そういった背景からも、できれば優秀な講師を変えることなく使い続けたいというように思うようだ。

カテゴリー
コンサルタントの業務

増える経営コンサルタント向け企業研修

最近、企業の人材育成ニーズが高まっている。企業はそもそも人の集合体であり、人なくして企業の繁栄はない。バブル期にももちろん人の力は重要であったはずであるが、一方で異常なまでの景気過熱がそれを隠していた面もある。

不景気になった昨今、人材育成の遅れが生じたがために業績低迷を余儀なくされている企業も多い。また、固定資産などの過剰投資は控える傾向にあり、その分の予算を人材育成に投下する企業が増えている。

そういった経緯もあり、どこの企業も人材育成に躍起になっているのだ。企業からの研修依頼は増加傾向で、経営コンサルタントに研修講師・セミナー講師の依頼が舞い込むことが増えている。

研修を専門的に行っている講師も少なくないが、それはあくまで研修に特化している場合が一般的だ。コミュニケーションやマナーなど、どこの企業でも普遍的に必要とされる研修を主に扱っている。

一方、経営コンサルタントへ依頼の研修とは、まさに問題解決型研修である。

カテゴリー
コンサルタントの条件

忙しいふりをする(図々しさ・図太さを持つ)

経営コンサルタントには、ある程度の図々しさや図太さが必要だ。その典型的な例が、忙しいふりをすることだ。

普通に考えば、忙しい人ほど貴重な人財である。忙しい人ほど優秀である。忙しいほど、売れっ子である。これらは、人間の心理として疑う余地がない。つまり、「忙しい」というのは、経営コンサルタントにとって「武器」にもなり、それが「信頼」にもなっているのだ。

忙しいのは優秀で、有能で、人気があって売れっ子経営コンサルタントの証である。

コンビニにが2つある。1つは、お客さんでごった返して店員が忙しそうに動き回っているお店。もう一つは、店内がガラガラで、お客さんはほとんどいないお店。

あなたならこの2つのお店のどちらに入店するだろうか?

ほとんどの場合、店内が混み合っているコンビニの方に入る可能性が高いといえる。そこには、ここなら大丈夫と言う安心感と、そして理由は定かではないものの何らかの信頼をそこには抱いているからだ。

普通に考えれば、どこのコンビ二でも販売している商品も値段もそれほど変わらない。しかし、混み合っているお店の方がなぜか魅力を感じてしまう。そして、わざわざ並んでまでも購入しようとする。

これは、コンビニに限らず、ラーメン店など全て共通のことである。もちろん、経営コンサルタントでも同じことだ。