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コンサルタントの報酬

報酬額・年収を引き上げる方法

経営コンサルタントをなりたい職業に挙げる人は多いようである。しかし、成功している経営コンサルタントはそれほど多くはない。もちろん、何を持って「成功」と定義付けるのかは人によって異なるところだ。

ここでは、成功を「報酬・収入」と定義付ける。なぜならば、儲かっている経営コンサルタントは、それなりの価値を提供しているからである。依頼主であるクライアントは価値に対して報酬を支払う。であれば、儲かっていることはより多くの価値を提供していると言うことに他ならない。つまり、価値を提供し続けることができる経営コンサルタントが社会的ニーズが高いといえ、それはその経営コンサルタントの報酬・収入額によって計ることができるのだ。

経営コンサルタントの成功の定義は「儲けること」である。儲けるためには価値の提供が必要で、価値の提供ができる経営コンサルタントは必然的に儲けることが可能だ。

それが現実である。

お金至上主義の是非は別としても、少なくても自分が依頼主たるクライアントの立場に立てば、「儲かっている経営コンサルタント」に依頼したいと思うだろう。

そもそも、自分が儲かっていない経営コンサルタントは、経営に関して「失敗」しているともいえる。自分自身の経営が成功していない状況にあって、人の会社の経営を成功に導くことができるのかどうかは極めて疑問である。

こういった図式の中で、儲かって仕方のない経営コンサルタントと、全く儲からない経営コンサルタントの二極化が進んでいるのだ。儲かる人にはどんどん仕事が舞い込み、儲からない人には全く仕事はやってこない。

断れば断るほど、仕事は増えるという皮肉な現実が経営コンサルタントの世界には存在するのである。

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コンサルタントの条件

経営コンサルタントの聴く力

経営コンサルタントに必要な能力には、いろいろなものがある。話す力も必要であるし、書く力も必要だ。もちろん、それらは説得力を伴うものでなければならない。単なる机上の空論では誰でも耳を傾けてくれないし、本に書かれているような内容であれば、わざわざ経営コンサルタントから聞くまでもない。

経営コンサルタントにとって必要な能力は様々である。話す力も書く力もいずれも重要だ。しかし、何よりも重要なものは「聴く力」だろう。

経営コンサルタントである以上、それなりの実体験、経験を絡めながら具体的で説得力の高い説明が必要になる。

そうでなければ、依頼者・顧客・クライアントが納得することはない。

そうだとすると、誰にでも同じ話をしているようではダメだ。相手に合わせて内容を変えていく。説明の順序を変えていく。話題を変えていくということが必要になる。

そこで、話す力・話す能力以上に重要になるのが、「聴く力」である。

これができていない、あるいは不十分な経営コンサルタントが多いのには非常に残念に思う。そもそも、経営に関わる問題や課題というのは極端な話、一つとして同じものはない。だからこそ、相手の状況をしっかりと確認するスキルである、「聴く力(ヒアリング能力)」がとても重要になるのだ。

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コンサルタントの世界

プロの経営コンサルタントになる方法

プロの経営コンサルタントには特段の定義はない。ただ、経営コンサルタントとしてお金をもらう以上はプロである必要がある。

つまり、お金という対価をもらうということは、「プロである」と言うことだ。その意味で、プロの経営コンサルタント、すなわちプロコンとは、新米・若手・経験の有無、など問わずにお金をもらっている人はプロコンなのである。

経営コンサルタント同士の視点見れば、あの経営コンサルタントはプロコン、あの人はセミコン、など様々なランクのようなものが存在するかも知れない。しかし、経営コンサルタントが相手にするのはクライアントである。クライアントからすれば、新米だろうが若手だろうが経験者だろうが関係ない。

お金を払う経営コンサルトは全てがプロのコンサルタントだと思っている。

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コンサルタントの世界

コンサルに不可欠なのは営業力

経営コンサルタントに不可欠な能力は何か?もちろん、経営コンサルタントとしての知識も経験も人前で話す能力もコミュニケーション能力も・・・

いわば、あらゆる能力が総合的に必要な職業が経営コンサルタントである。中でも、最も重要な能力は何かと言われれば、営業力であろう。

経営コンサルタントは経営の専門家である。経営とは、顧客に対して商品やサービスを提供して売上を作っていくことである。であれば、商品やサービスを生み出す力と、それらを売る力の2つが主に必要だ。

生み出す力と言うのは、コンサルの世界で言う知識や経験と言ったものが該当する。一方、売る力というのは、それらのサービスを提供するクライアント企業を探すことだ。この2つの力は車の両輪のように、いずれも重要度は高いわけであるが、どちらが重要かと問われれば営業力だと言うことになる。

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コンサルタントの日常

遊びも仕事の一種

一般的に、ビジネスと遊びと言うのはある程度は明確に切り分けを行うことができるはずです。しかし、経営コンサルタントと言う職業においては、その切り分けは微妙で、もっと言えば切り分けをする必要もありません。

すなわち、遊びも仕事の一種ということなのです。経営コンサルタントと言うのは、どんなことにも興味を持つことが重要です。それが、今後のコンサルティング業務に役立つということは少なくありません。

多くの経営コンサルタントは、好奇心が旺盛で、そして、何事にもチャレンジするタイプの人が多いように思えます。ただし、それを単なる遊びとして消化してしまうのか、あるいは、自分の中に知識や体験として「蓄積」するのか、そこが異なるところです。

単なる費用として捉えてしまえば、遊びは遊びですが、その遊びの中に何らかの価値を見出す。そうすれば、単なる遊びが「投資」へと変換されます。