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コンサルタントの世界

コンサルタントの年齢と有利・不利

経営コンサルタントにとって、年齢というのは意外と重要なことも多い。

例えば、中小企業診断士であれば、中小企業を中心にコンサルティングを行う場合も多いだろう。中小企業の社長というのは良くも悪くも百戦錬磨の人物であり、この場合であれば若い経営コンサルタントは信頼を勝ち取ることは容易ではなく、「お前に何がわかるんだ」と言われないとも限らない。

最も、その中小企業診断士あるいは経営コンサルタントによほどのカリスマ性や実績があればそれはそれで別の話であるが。

経営コンサルタントにとって相手社長の年齢はコンサルティングを行う上で重要なポイントでもある

いずれにしても、中小企業の社長のみならず、人間には本能的に「年齢」によって人の実力をある程度判断する傾向にあるということは事実である。

「若造のくせに」「まだ若いのに生意気だ」というのは、若手の経営コンサルタントであれば少なくても1回くらいは経験する言葉である。

であれば、若い経営コンサルタントは活躍することができないか?ということになるが、必ずしもそうではない。

年齢にこだわらず、人を本質的に見るという社長も多いし、それよりも、最近では若い経営者(社長)もインターネットの台頭に伴って増えてきている。(増えてきているというよりも、もともと存在していた人たちが見えやすい状況になってきている)

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経営コンサルティング

クライアントと経営コンサルタントの関係

経営コンサルタントとしては、クライアント(すなわち、依頼主。通常は、企業の社長や幹部クラスとなる)との関係をどうするのかということは意外と微妙な問題である。

もちろん、信頼という意味では深い関係であることが必要であるし、お互いに何ら隠し事せずに話をできるぐらいの関係が欲しいところである。しかし、経営コンサルタントからみた「顧客」という観点で考えると、極めてそれは悩ましい問題となる。

それは、経営コンサルタントとしての使命ともいえるべきものと密接に関係しており、なかなか厄介なものである。

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コンサルタントの世界

一匹狼の経営コンサルタント【仲間割れ】

経営コンサルタントには一匹狼が多い。もちろん、一匹狼的な経営コンサルタントは、業務に限界も生じる。しかし、なぜ経営コンサルタントには一匹狼が多いのだろうか。そこには大きく2つの理由がある。

経営コンサルタントは一匹狼型と仲良しグループ型がある。いずれを選ぶのかは慎重に

まず、一つは純粋に一人で経営コンサルタントとして活躍したいという場合。経営コンサルタントに限らず、どの会社でもこういった人はいるだろう。

優秀で一人で全てこなすことができる。あるいは、一人で全てこなさないと気がすまないと言うタイプの経営コンサルタントだ。まさに、自ら望んで一匹狼になるタイプ。業務に限界はあるが、人の手を借りてまで行う必要はないというタイプである。

一方、新米経営コンサルタントの時は、仲間とワイワイ仕事を行ったり、仕事をお互いに融通し合っていたのにも関わらず、どこかの段階で一匹狼に変化する経営コンサルタントがいる。それはなぜか?

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コンサルタントの営業

経営コンサルタントの新たなマーケット

経営コンサルタントに対するニーズは基本的に広がっていると考えてよいだろう。日本人は目に見えないものにはお金を払わないと言われ続けてきたが、最近では情報にお金を払う感覚が出始めてきた。まさに、インターネットの効能ともいえるものだ。

それに伴い、経営コンサルタントの業務は拡大している。従来までは大企業が主な顧客であり、それらは都市部に集中していた。しかし、最近では地方の中小企業も気軽に経営コンサルタントに業務依頼を行うようになっている。

経営コンサルタントのマーケットは基本的に拡大している。しかも、それは新たなマーケットの創出も含まれる。

経営コンサルタントにとっては、まさに今がチャンスとも言えるだろう。人気のある経営コンサルタントであれば、引く手あまたの状況である。

一方、少し視点を変えてみる。

実は、経営コンサルタントを志願する人も増えているのだ。今まではなかなか独立しても食っていくのが厳しい職業であった。しかし、インターネットを上手く活用することでコンサルティングなどの事業を軌道に乗せている経営コンサルタントも多い。しかも、それらの経営コンサルタントは若手が躍進している。

そういった状況を目の当たりにすることで、同じように経営コンサルタントとして成功を夢見る人が増えている。

経営コンサルタントして唯一の国家資格である中小企業診断士の受験生も毎年増加しているのだ。

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コンサルタントの報酬

報酬額・提示額にビビらない

経営コンサルタントの報酬に一定の相場はあるが、あくまで相場に過ぎない。つまり、上限はキリがないし、下限も同様である。

例えば、講演であれば、時間単価は5万円~10万円が相場である。つまり、2時間の講演で10万円~20万円が一般的であるが、経営コンサルタントを始めたての頃には、この感覚が分からないという人が多い。

たった2時間話すだけで、20万円ももらうなど、とても提示することができないというのである。しかし、それが相場である以上、依頼者は「2時間で20万円」と言われても、先方は慣れているものだ。すんなりとそのまま通ってしまうことが多い。

経営コンサルタントの世界はそんなものだ。

しかし、そうは言っても講演にも慣れていない自分がとてもそんな金額の提示はできないという経営コンサルタントも多い。その場合は、びびることなく次のような対応をすれば良い。