講演・セミナーと研修の違いを端的に言えば、参加者の意識の違いと、主催の目的の違いである。
講演・セミナーは、主催者は経営コンサルタントやその他の機関などで、その目的は経営コンサルタントであれば、「顧客を増やす」ことだろうし、その他の機関であれば、「参加者に有用な情報を持ち帰ってもらう」ことだろう。参加者はいずれも意欲が高く、評価もシビアである。経営コンサルタントとしては、講師の立場で非常にプレッシャーが掛かるのが、講演・セミナーであり、まともな講演やセミナーを行うことができるのは、1000名に1名だと言われる。一方、人気講師になれば収入的にはかなり安定する。
研修は、一般的に企業研修や社員研修と言われるように、企業が主催となって行われるものである。
経営コンサルタントは、企業に招聘される形で研修講師として研修を行うことになる。
講演やセミナーとの違いは、主催者である企業側が研修の目的を持っていること、及び、参加者の参加意欲が低いことである。
社員研修や企業研修を行う企業は、何からの意図を持ってその研修を行うのである。よって、社員研修を行う経営コンサルタントは、その企業の意図をしっかりと汲み取った上で、それを社員に対して「教える」というスタンスが必要だ。
つまり、講師というよりも、先生と言う位置づけが強くなる。