人が好きか

経営コンサルタントに必要な要素はいくつかあるが、その大前提として「人が好き」でなければ務まらないというのがある。

経営コンサルタントの業務の大半は、人との交わりが前提になる。もちろん、パソコンと向き合って業務を行うことも多いのであるが、常に人との関わりが不可欠である。

時には経営者とかなり親密な関係になることもあるし、社員に対して情熱的に振舞うような必要性もある。いずれにしても、最初と最後は人と接することが必要であり、その意味で人が好きでなければ経営コンサルタントを続けるのは難しい。

人が好きであるということは、人との繋がりを重視するということでもあり、これが経営コンサルタントにとっての営業活動そのものである。

経営コンサルトへの業務依頼は、人とのつながりから発生するものも非常に多いのである。

新規の顧客を獲得するためには、営業をするにしても限界がある。よほど有名であったり、著名であれば別であるが、それほど簡単に新規客から依頼をもらうことができるわけではない。

一方、営業方法として「紹介」と言うものは非常に有効となる。紹介と言うのは、一種の口コミであるが、これらは信頼関係、すなわち「人間関係」が強固に築き上げられていることが前提である。

人間関係がなければ、あるいは弱ければ信頼関係も同時に弱いものとなる。継続的なコンサルティングの受注を可能にするのが、人との繋がりの密度であることは否めない。

実際、HPも持っていないし、それほど宣伝をしていない経営コンサルタントで活躍している人と言うのは、この「紹介」により業務を受注している。紹介は、よほどのことがない限り(話がこじれない限り)、受注に繋がる確度の高いものである。

もちろん、紹介を得るためには人間関係が重要であり、その人間関係を構築するためには、「人が好き」という条件に加え、業務をしっかりとこなしていくこともポイントだ。これは当たり前だとはしても、しっかりと業務だけをこなすだけでは友人紹介までは繋がらない。

業務をきっちりとこなして、かつ、その依頼主と強固な人間関係を構築する。それが、紹介へとつながることになるのだ。

コメントを残す