経営コンサルタントの休日

休日はあるようでない、と言うのが経営コンサルタントと言う職業である。

まず、仕事が忙しく、休日がない。勤務経営コンサルタントの場合、会社で規定される休日は存在するが、基本的には自宅で仕事をしていることが多い。パソコンの前に一日中張り付いていることも珍しくないだろう。

週末はクライアント企業のイベントなどの都合で、出社になることも珍しくない。土・日は一般的に休みとなるが、それもあくまで建前的であり、現実には何らかの仕事をしていることが大半だ。

むしろ、土・日は自宅で集中して仕事をこなすことができる、唯一の日と言うこともできる。平日はクライアント先を回っていることが多く、定位置で固定されないことが多い。また、遠方への出張も多いし、たまに会社(事務所)にいても、電話が入れば集中的に自分の仕事をこなすことは困難だ。

その点、週末は邪魔が入らない格好の仕事時間となるケースが多い。

もちろん、余裕があれば遊びに出かけることもある。この場合、どうしても新しいお店や話題のお店などを選んでしまうのは経営コンサルタントとしての職業病だろう。

本からでは仕入れることのできない、生の店舗を見ておくというのも重要である。であれば、一見すると単にショッピングを行っているように思えても、見ている視点は顧客の視点だけではない。経営者の視点や経営コンサルタントの視点で見ていることが多い。

どこどこが改善の余地あり、などと頭の中に浮かんでしまう。結局、買物と言うよりも、一種の自分磨きのための仕事と言う要素に休日は使うことも多い。

いずれにしても、経営コンサルタントの休日はあってないようなもの。あると思えば「ある」し、ないと思えば「ない」。そこらへんは、経営コンサルタント自身が自分でどう思うのかがポイントになる。

それは普段でも同じで、経営コンサルタントの仕事は遊びと思えば、限りなく遊びにも近い。やっていることは何でも屋に近いので、日々いろいろなことを吸収することが可能だ。遊びと仕事の区別がつかなくなるという経営コンサルタントも少なくないし、休日と仕事の区別がないというのも同じことだ。

仕事は仕事、遊びは遊びと一切の公私混同を避けたいという人には経営コンサルタントは向いていないかも知れない。そんなことを考える余裕がないくらい経営コンサルタントの仕事は忙しい。是非は別として、ある程度の公私混同は避けることができないのである。

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