人前で話す能力

経営コンサルタントは、人前で話をすることが多い職業である。コンサルタントは、講演などの講師として呼ばれることも多く、時には数百人の前で講演を任せられるということも少なくない。

経営コンサルタントは、人前で話すことが多い職業である。そのため、人に対して、自分の考えはもちろん、基本的な知識さえもしっかりと伝えることができるプレゼンテーション能力が求められる

経営コンサルティングの場においても、複数の社員の前でプレゼンテーションを行ったり、協力企業に対して、説明を行ったりすることがある。

経営コンサルタントの業務領域として、講師に専門化するという人も多いのだ。例えば、全国各地で行われる研修会や勉強会の講師活動をメインに行ったり、あるいは、資格学校や大学などの教育機関で講義を行う人も存在する。

社員研修の講師を担当する人も多い。社員研修は経営コンサルティングに付随して発生することも多いため、経営コンサルタントであれば、研修講師は少なくても出来る必要があるのだ。

ただし、講演と言うのは経営コンサルタントであっても誰でもできることではない。研修講師はできるが、講演の講師はできないというコンサルタントは相当数いる。

実際問題、たくさんの参加者が集まった中で講演を行うと言う機会はそれほど多くなく、経験を積むことが難しいというのも事実。また、講演を主催する側からすれば、経験の少ない講師を使うことで、失敗をする可能性が高くなってしまう。講演と言うのは、参加者の意見をダイレクトに聞くことが可能であり、その意味で結果が見えやすい。

そうだとすると、たくさんの講演経験を有する講師に依頼するほうが無難である。だから、講演を専門的に行う講師は限られてきて、その高齢化も指摘されている。若いコンサルタントでも、講演を行うことができれば、それなりの需要は多いだろう。

人前で話す能力を高めれば、コンサルタントとしての業務範囲が広がるのは明らかである。しかし、講演の講師で失敗は許されない。だからこそ、コンサルタントになりたての頃に、多くの失敗をしておくと良いだろう。

コンサルタントとして新人の頃であれば、参加者もそれなりの目で見てくれる。しかし、数十年のキャリアを持っているのにも関わらず、講師として失格の烙印を押されると今後の活動に痛手を追うし、だからと言って依頼を断るわけにも行かないことがある。

若いうちの苦労は進んで積めという言葉もあるように、コンサルタントの世界では最初はどんどんいろんなことにチャレンジして失敗を重ねたほうが良いようだ。そういった経験が、人前で話すときに説得力となって伝わるようになるのである。

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