出て行くお金が多い日々

経営コンサルタントは結構いい収入をもらっているのだろう!と思う人も多いようだ。実際、これは本当にピンきりの世界で、人気のあるコンサルであれば年収ベースで数千万。一般的に1千万円ほどの収入で、コンサルタントとしては成功の部類に入る。

一方、下を見ればきりがない。中には、コンサル業務では生活が成り立たず、コンサルトは全く関係のないアルバイトを深夜に行っている人もいる。特に、コンサルとしての経験がない新人コンサルタントの時期は、そう簡単に仕事をもらえるわけではないので生活は苦しい。独立してからしばらくはそれほどの収入はないのだ。

独立せずに、コンサルファームや一般の企業で勤務コンサルとして働く場合は、最低でも年齢に応じた給料は支給される。コンサルファームの場合は、年功序列のところもあるし、実力に応じてどんどん収入が増えるというところもある。しかし、コンサルの実力を適切に測る、すなわち能力主義の完全導入はそれほど簡単ではなく、多くの場合は顧問先をいくら増やしたか、つまり、営業成績によって給料のベースは決まるようだ。一般の企業の場合には、普通のサラリーマンと同じで、ほぼ年功の給料体系。ただし、中小企業診断士などの資格を持っていると、資格手当てが付くケースもある。

ところで、支出、つまり出るお金も多いのがコンサルの宿命だ。コンサルは日々最新知識の習得に励む必要がある。そのため、本を大量に読まなければならない。本代として出て行くお金は相当なものだ。

また、広い人脈を持つコンサルトもなると、飲食に伴う経費、つまりは接待交際費も多い。下手すれば、毎日酒漬けの日々が待っている。クライアントからおごってもらうことも多いのだが、そういったこともあって、コンサルは酒が強い人が多い。それも、相当な強さである。これは、士業に共通しているかも知れないが。

セミナーなどへの参加費も結構掛かるし、交通費も多いし、コンサルは結構お金が出て行く職業である。一般的に、諸々の経費は、収入の金額に応じて増えていくようだ。つまり、収入が多い人ほど金が掛かる。これは、コンサルだけではなく、士業や会社の社長などには共通していることだろう。

しかし、不思議なもので、お金は使えば使った分だけ回りまわって戻ってくるもの。でも、それはあくまで自分に投資した場合か、相手のためにお金を使う場合に限られる。

セコイ人はコンサル向きではないかも知れない。いずれにしても、コンサルになるのであれば、自己投資をもったいないと思わずに、日々お金を徹底的に使いこなすことができる人が向いているのだ。

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