新し物好きか

経営を取り巻く環境は、常に変化している。特に、外部環境の変化は激しさを増し、善し悪しは別としても事実として受け入れる必要がある。もっと言えば、こういった経営環境の変化を逆手にとって、成功に導いていくのが経営コンサルタントの手腕ともいえるだろう。

その意味で、経営コンサルタントには「新しいモノやコトが好き」と言うことが求められる。消費者の価値観やライフスタイルの多様化を受け、どこの企業もそれを追いかけようと必死だ。

そうすると、商品やサービスなどは常に新しいモノやコトが出回ることになる。それらの情報をいち早くキャッチし、自分の情報として取り込んでおく必要がある。新聞を読んだり、インターネットを使うなど情報源は様々ある。実際に店頭に行って、商品やサービスだけではなく、買い手や売り手の行動などを見ることも重要だろう。

経営に関する理論は様々あるが、確かに今も昔もその内容は普遍的で、色あせることはない。つまり、環境がどんなに変わろうが、理論に当てはめることもできる。

だからと言って、最近のブームなどを知らなくて良いということにはならない。昔の理論が現代にどのように当てはめることができるのか、それを基にどのような方向性を描くことができるのか、そういったことを考えるのも経営コンサルタントの仕事である。

古い理論、古い事実、古い成功体験、と言うように、昔の事実にこだわり過ぎている経営コンサルタントが多いようだ。これは、著名な経営コンサルタントの高齢化が進んでいるという要因もあるかも知れない。

一方で、意識的に新しいモノやコトに関心を持っていれば、古い理論に新しい知識を融合して、自分なりのオリジナリティの高いコンサルティングや提案を行うことができるのも事実だ。

実際に、ITの世界ではWEBと言う新しい仕組みの中に、従来からのマーケティング手法などを取り入れ、成功している企業も経営コンサルタントも多い。昔の理論は今でももちろん使える。しかし、動きの早いWEB技術については、常に情報を追いかけなければ昔の理論を当てはめて考えることもできないし、発展性がなくなってしまう。

成功している経営コンサルタントは、遊び好きだ。遊びながら、常に新しい情報収集を欠かさない。新しいモノやコトに興味を持つことが、経営コンサルタントとしては大切なのだ。

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